侵入検出システムIDA : そのシステムデザイン
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概要
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インターネットの拡大にともない、侵入事件も増加している。侵入を防ぐには、認証やアクセス制御の技術が不可欠であるが、これだけでは十分ではない。侵入を検出するために管理者はシステムログを解析するが、ログの量は膨大であり、多大な作業時間を必要とする。この問題を解決するために、自動的に侵入を検出する侵入検出システム(IDS: Intrusion Detection System)が、考案されている。IDSは、米国を中心にいくつか研究例があるが、実用レベルに達しているとはいい難い[1]。また、米国のみで使用を認めているシステムが多く、これらを我国で利用することは困難である。情報処理振興事業協会(IPA)では、広く公開でき、侵入に知識のない管理者にも使いやすいネットワーク上の侵入検出システムIDA(Intrusion Detection Agent system)の開発中である。本プロジェクトでは、設計をほぼ終え、実装の段階にはいっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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