3次元モデルを用いた監視制御システムの-構築手法 : 監視制御システム構築用クラスライブラリと3次元描画用クラスライブラリの融合
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概要
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近年,計算機性能の向上により3次元グラフィックスやマルチメディア機能が安価に利用できるようになってきた.また,そうした技術水準の上昇に伴い、ユーザの満足水準も上がってきている.こうした流れのなかで監視制御システムにおいては、より自然なユーザインタフェースが求められるようになってきた.高度なグラフィックス性能を備えた計算機を用いて監視制御システムにおけるユーザインタフェースの向上を目指した先進的な試みとしては,例えば[1]がある.しかし,3次元グラフィックスを積極的に監視制御業務に適用して,そのユーザインタフェースを向上させようとした試みはほとんど行われていない.本稿では3次元グラフィックスを用いた監視制御システムの構築について報告する.3次元グラフィックスを利用することによって,より自然なユーザインタフェースの提供を目指す.監視制御システムの構築には,筆者らの属する研究グループで作成してきた監視制御システム構築用クラスライブラリ(GhostHouse)を用いる.3次元モデルの描画には3次元グラフィックス描画用クラスライブラリ (Open Inventor [3])を用い、監視制御システム構築用クラスライブラリとの融合をはかる.クラスライブラリの利用によりソフトウエアの生産性,及び再利用性の向上も見込める.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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