HITAC M-880 開発における論理シミュレーションを用いた性能検証手法
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概要
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これまで汎用大型計算機においては、性能向上の目的で数々の新しい論理方式が取り入れられてきている。これに伴い、実際の論理は益々複雑になる傾向にある。論理検証では、装置が論理仕様に従って正常に動作することを検証するとともに、処理性能に関しても設計値通りとなっているか、十分に検証を行う必要がある。近年の論理の複雑化にともなって、これらの検証に要する時間は次第に増加する傾向にある。今回M-880の開発にあたっては、実機組立て前の早期のフェーズにおける性能検証手法を開発・適用し、効果を上げている。本論文では論理シミュレーションを用いた性能検証手法の概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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