AI手法による運動物体の認知ファイリング方式I : 視覚による運動の認知を利用したファイリング方式の提案
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概要
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運動物体を対象物としてファイリングする従来方式には、VTRのように動画のスナップショットの連続によるファイリング、または、運動領域のスナップショットだけを連続的にファイルするようなものがある。しかし、これらは人間の認知という観点を持ってファイリングしているわけでない。コンピュータグラフィックスのように動きのベクトル計算によるファイリング等もあるが、これは決して認知してファイリングしているのではなく、人間が認知し易い動きを映像に与えているだけであり、物体の運動を認知しファイリングしている目的とは全く異なっている。認知的ファイリングの認知とは、人間の行う認知であり機械が行う物理的な認知とは異なる。人間が認知するのと同様の感覚をもって認知しファイリングすることによって、その感覚による検索が可能となる。本稿では、人間の視覚による動きの認知に関してそのメカニズムをモデル化し、AI技術を取り入れながら考察し、動きの認知ファイリング方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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