記号ラプラス変換
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概要
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数式処理システムは汎用の優れたものが、いくつも発表され、使われているが、数式処理が各応用分野で十分に使われるためには、応用分野毎にきめ細かく配慮されたシステムが望ましい。そういうシステムが現れるためには、数値計算で行われているように、アルゴリズムやデータ構造やプログラミングの詳細が開示され、議論されるようになることが必要であると思われる。ここでは、数式処理技術開発の一例として、応用上重要なラプラス変換を記号的に行う試みについて報告したい。記号ラプラス変換と逆変換は各関数に対する変換表が与えられれば、像関数が複素数の関数であることを意識する必要は全くなく、記号ラプラス変換は記号微分と、逆変換は有理関数の記号積分と同様の方法で行うことができる。
- 1991-02-25
著者
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