分散協調型問題解決における知識表現モデル
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概要
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現在、人工知能による問題解決には主に単体で動く問題解決エージェントが用いられているが、世の中に存在する解決すべき問題には、問題解決の過程において、多種多様な側面を持つものや、複数の問題解決フェイズを持つものがある。このような性質を持つ問題を解決するためには、異なる推論の手段や知識表現を持つ複数のエージェントを用いたほうが有効であると考えられる。また、複数の計算機に処理させることによる信頼性の向上、処理の分散による負荷の軽減が期待される。そこで現在、分散協調型問題解決と呼ばれる分野の研究が盛んに行われている。今回我々は、異なった知識ベースを持つ複数の問題解決エージェントの協調により問題解決を行う分散協調型問題解決システムの試作を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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