アーキテクチャ・シミュレータのためのC++クラス・ライブラリ
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概要
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ハードウェアの設計工程は,方式設計(System Ar-chitecture Design)機能設計,論理設計,・・・と進む.各工程においてシミュレーションが重要な役割を果たす.機能/論理シミュレーションは既に一般的であるが,特に並列計算機の設計検証やアイデアの評価のために,アーキテクチャ・レベルのシミュレーションが不可欠なものとなりつつある.機能/論理シミュレーションにおいては,VHDLやVerilog HDLといったハードウェア記述言語(HDL)[1]が使用される.しかし,これらのHDLは対象の抽象度が異なるため,記述能力やシミュレーションの効率などの点において,アーキテクチャ・レベルのシミュレーションには適さない.したがって,普通,個別システムごとに汎用のプログラミング言語によるシミュレータ・プログラムが開発される.アーキテクチャ・シミュレータがいくつか製作されると,HDLにおけるセル・ライブラリのように既存のシミュレータ・プログラムを再利用できないか,という要求が発生してくる.例えば,シミュレータAのキャッシュ部分をシミュレータBに流用したい,といった具合である.現実の計算機のHWモジュール-例えば,プロセッサ,キャッシュ,メモリ,バス,ルータなど-の多くは,パラメータ化可能な仕様を持つものが多い.したがって,各HWモジュールをシミュレートするSWモジュールは再利用の可能性が高いと考えられる.それにも関わらず現状では,シミュレータ・プログラムは個別計算機向きに0から開発されている.
- 1993-09-27
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