テキストの共起単語情報を用いたかな漢字変換
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
かな漢字変換において、シソーラスおよび共起単語情報を辞書に収録した方式がある。このシソーラスおよび共起単語情報は、通常用例集およびシソーラスコードによって分類されている類義語辞典がよりどころである。これらをテキストから収集しようとする試みがある。また,かな漢字変換用辞書に加えてテキストにアクセスして同音異義語の選択および未知語処理をしようとする「テキストに基づいたかな漢字変換」の研究がされている。本稿では、テキストを直接アクセスするのではなく、テキストから共起単語情報を納めた「テキスト辞書」を作成することにより、用例集および類義語辞典には出現しない共起関係のある単語および未知語を高速に処理することについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
関連論文
- 代表読み辞書を用いた交ぜ書き漢字変換
- かん字漢字変換の変換率について
- 表記変換つきの形態素解析プログラムとその応用
- 連文節かん字漢字変換
- 2ZA-2 音声対話を含むマルチ・モダル型ユーザ・インターフェースの実装とそのユーザビリティの評価の検討(マルチモーダル,一般講演,インタフェース)
- 日本語テキスト音声合成のための言語処理の検討
- 音声対話を含むマルチ・モダル型ユーザ・インターフェースの在宅健康管理システムへの適用
- コーパス間の類似度によるコーパス分類と専門分野別辞書構築
- N-gramによる同形語の読み分け
- 漢字N-gramを用いた読み付与システム
- 漢字N-Gramによる日本語テキストの読み付与
- 同音語誤りリストからのかな漢字変換辞書作成
- かな漢字変換から拡張・一殿化した日本語処理プラットホームの提案
- テキストの共起単語情報を用いたかな漢字変換
- テキスト・ベースかな漢字変換
- かな漢字変換と漢字かな変換を共に用いる同音語誤りの検出方式