カラー情報と多重解像度を用いた動き推定法
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概要
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動画像理解において連続するフレーム間の動きを推定することは,最も基本的な処理である.本稿では勾配法を基本とし,オプティカルフローの拘束式を,カラーのRGB3次元の値について独立に算出し,Multiple Constraintsとして用いる方法を示す.勾配法に関しては,数多くの手法が提案されている.しかし,その大部分は実際に撮影された動画像に対しては必ずしも良好な結果を示さない.これは,実写画像ではフレーム間での動きが1ピクセル程度ではなくより大きな変位を持っていることが一つの要因である.ここでは,ピラミッド型の階層構造を持った画像を作成し,大きな変位は粗い画像,小さな変位は細かい画像で抽出する戦略を用いる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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