優性の概念を用いた遺伝アルゴリズムに関する一考察
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概要
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遺伝アルゴリズム(GA)の問題点のひとつは、premature convergenceすなわち染色体集団が早い世代で収束してしまい局所解から抜け出せなくなる可能性があることである。本研究では、このpremature convergenceを避ける方法として、十分長い世代にわたって遺伝子集団の多様性をあるレベルで保ち続けることのできる二倍体および優性遺伝の概念を取り入れたGAモデルを提案する。そして環境変動を伴う巡回セールスマン問題(TSP)を用いて、このモデルと単純GAとの比較を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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