グループウェアによる授業支援システム
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概要
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最近のワークステーション(以下WS)の高性能化と低価格化により、大学においても一人一台のWS環境が構築可能となってきた。このような世の中の動きに沿って、本学でも本年4月から従来までの大型計算機を中心とした端末環境を改め、一人一台のWS環境へと環境整備を行ってきた。その結果、現在までに140台のWSが導入されている。一人一台の計算機を使って授業を行う場合、計算機の初心者である学生とコミュニケーションを取るためには、従来型の黒板を中心とした1対nの授業形態では難しい。従って、授業を円滑に行う上には個別指導という1対1のコミュニケーションを併用しなければならず、教員に多くの負担を掛けることになる。このような問題を解決するためには、例えば指導用画面表示のための特別なハードウェア等を用意することが考えられるが、安価な方法とは言い難い。ここでは、既存のWS環境にグループウェアの考えを導入したxtv+(X terminalView plus)を試作したので報告する。また、xtv+とOHP表示装置とを組み合わせた授業支援システムを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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