ソリッドモデルへの解析用属性データの付与方法 : FEM解析支援システムWING(8)
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概要
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近年、FEM解析支援システムにソリッドモデラを接続する傾向にある。しかしながら、作成したモデルをメッシュ生成の基となる幾何形状としてのみ使用している例が多い。WINGでは、次の3点をねらいとして、モデルに解析用属性を直接付与することとした。(1)一般の設計者に分かりやすい、より物理イメージに近い解析属性入力を可能とする。(2)解析属性をモデルに大域的に与えることにより、属性入力を効率化する。(3)属性入力をメッシュと独立にすることにより、最適設計に有効なケーススタディを容易とする。具体的には、解析属性を表を用いて入力してファイル化し、これをモデルに結合(リンク)する方法により実現した。なお、ソリッドモデルはB-Repsを使用した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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