知識ベース指向並列処理システム
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概要
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並列推論モジュールと並列知識検索モジュールからなる知識ベース指向の並列処理システム(KOPPS:Knowledge base Oriented Parallel Processing System)の構成しマルチマイクロ計算機(Sequent社のSymmetry)上に実現した試作システムによる実験の結果について述べる.KOPPSは,大きな知識ベースを利用するような知識処理を,並列に効率よく実行できる環境を提供することを目的としている.我々は,知識検索のモデルとしてRBUを採用し,並列論理型言語GHCからRBUに並列にアクセスして推論を行う方法を取った.RBUは知識を項(変数を含んだ構造体)で表現し,その集合を項関係(項を要素とするテーブル)として管理し,単一化(Unification)機能を使って検索するモデルである.試作システムでは,RBUの機構として大量の知識に対し効率よく検索するための専用インデックスと,検索/更新コマンド単位で並列に処理するための同時実行メカニズムを採用している.また, GHCとRBUとの間は,GHCの論理変数を使ったストリーム通信によって,検索コマンドや検索結果を転送し合う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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服部 彰
富士通研究所
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服部 彰
Fujitsu Limited
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服部 彰
(株)富士通
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服部 彰
富士通株式会社
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北上 始
富士通
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北上 始
富士通(株)
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横田 治夫
富士通(株)
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北上 始
富士通株式会社
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横田 治夫
富士通株式会社
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