自動配線における結線順序組替えの手法
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概要
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高密度化、複雑化するプリント基板の配線設計において、各ピンペアを逐次結線し経路を確定していく自動配線では、配線率の向上に限度がある。そこで、一度結線を完了した配線をひきはがし、その近傍の問題を他の既配線ともども局所的に解決するリップアップ手法が実用化されている。しかし、実際のプリント基板の配線設計は局所的な領域での解決は難しい。そこで連鎖的にひきはがしが行われる事で、基板全面に渡る問題解決を行う手法が必要であると考えた。この方法は、局所的に問題解決を行わないまま処理が続行されるため、無限ループニ陥る可能性がある。したがって、無限ループを制御する工夫が必要となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01