部屋-道具-素材モデルに基づいた立体音響操作システム
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概要
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近年コンピュータグラフィクスがより高精細度化されるに伴って、音響に対してもよりリアルであることへの要求が高まってきている。その一つに3次元空間の中での音源位置を特定でき、また空間の反響特性を再現することができる立体音響が注目されている。現存する立体音響操作システムは、大型計算機を使いバッチ的に処理するためリアルタイムに立体音響を体験できない、あるいは立体音源の配置を行なうための操作性が悪いなどの課題がある。そこで筆者たちは、容易に立体音響を作成、操作、本験するための、人工現実感を用いた立体音響エディタの研究開発を行ってきた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01