大山のカラー画像による気象の解析
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概要
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人間が景色を見て、経験や感を用いて気象を予測するといす一連の作業は一種の画像によるエキスパートシステムと考えられ、画像情報から天気を予測する方法に関する知識を得られれば、コンピュータを用いたシステムとして実現できると考えられる。そこで、これまで白黒画像を用い、大山の画像と天気との関係を解析し、画像情報のみから、天気を判断し予測するためのパラメタの抽出が可能かどうかの検討を行なってきた。本稿では、大山を対象とした限定地域の気象予測を画像情報のみを用いて行なう方法について、1.カラー画像から天気の推定・予測に有効な解析パラメタの提案、2.一枚の画像を4種類の天気に分類する手法、3.10種類の天気の変化(4種類の天気と次の画像での天気との組み合わせ)を一枚の画像から推定する手法、4.10種類の天気の変化を、二枚の連続する画像での解析パラメタの差分を用いて推定する手法、5.解析パラメタの重み付けの以上5つの点について検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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