並列推論マシンPIM/iのファイングレインパラレリズム
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概要
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我々は、第五世代コンビュータプロジェクトの一環として並列推論マシンPIM/iの研究開発を行っている。PIM/iは、ターゲット言語である並列論理型言語KL1を並列実行するマシンである。PIM/iの目指す並列性の抽出方法は、言語の処理方式レベルで並列処理を実現する方法とプロセッサの命令レベルで並列処理を実現する方法の2点である。前者は、KL1のゴールリダクションに基づいたリダクション単位の並列実行で、マルチプロッセサ上でのコースグレインの並列性抽出を行う。一方、後者は、KL1処理を記述したPIM/i機械語単位の並列実行で、プロセッサ内でのファイングレインの並列性抽出を行う。本稿では、後者のファイングレインの並列性抽出について述べる。KL1をPIM/iで実行するには、KL1を抽象機械語のKL1bにコンパイルし、さらにKL1bをPIM/iの機械語に変換し直す方法を取る。ここで、変換されるP1M/i機械語は、KL1の処理方式を実現するプログラムである。ここでのファイングレインの並列性抽出は、KL1の処理方式を実現するプログラムの記述に関しての課題である。KL1処理方式の仕様記述から機械語を生成する時の最適化の知見を得るために、アセンブラでKL1の処理方式をテストコーディングし、並列性抽出の考察を行ったので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
-
佐藤 正俊
沖電気工業
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加藤 研児
沖電気工業株式会社
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武田 浩一
沖電気工業株式会社
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大原 輝彦
沖電気工業株式会社
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武田 浩一
沖電気工業
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大原 輝彦
沖電気工業
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佐藤 正俊
沖電気工業(株)総合システム研究所
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