並列ループ解析ツールの実現
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概要
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共有メモリ型マルチプロセッサの実用化にともない、この上でDOループを並列に実行することが試みられている。より多くのDOループに対して並列処理の効果を得るために、ループの並列化技術の改善に加えて、並列支援機構を検討する必要がある。そこで、並列処理ワークステーションTOP-1の上で、行列演算、ベンチマーク等のパッケージを並列実行し、その結果を用いて並列DOループのオーバヘッドを解析し、並列支援方法、機構等を検討する。現在、T0P-1上でDOループの並列実行と実行時のオーバヘッドの解析を行うツールCFORを開発している。本稿では、この解析ツールCFORの実現方法について述べるとともに、CFORを用いたリバモア・ループの並列実行例を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04