巡回目標を優先度によりグループ化した最短経路探索手法
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概要
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ノードとパスから構成されるネットワークを対象とする最短経路探索問題においては、通常、始点、終点は各々1個のみ与えられる。しかし、観光案内、旅行計画等においては、始点、終点の他に通過すべき目標(巡回目標)が指定され、しかも巡回目標に以下の様なあいまい性を含む場合が多い。(1)場所のあいまい性:巡回目標が複数のノードから構成され、その中の1ノードを経由する、(2)優先度のあいまい性:巡回が必須の目標と、可能であれば回る目標が存在する、等である。前者のあいまい性に関しては、"あいまいな中間目標を有する巡回経路探索アルゴリズム"により解決できる。本稿では、"あいまいな中間目標有する巡回経路探索アルゴリズム"を発展させ、優先度の異なる巡回目標を許容するアルゴリズムを提案する。さらに探索処理童について評価を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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