ジュリア集合に関する一考察
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概要
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フラクタル構造を特徴づけるものに自己相似性がある。それはある部分を拡大すると元と同じような図形になっている。その一つの例をジュリア集合に見ることができる。ジュリア集合の存在は早くから数学者によって述べられていたものの、当時は表現方法に乏しく、そこに内在するフラクタル図形を視覚的にとらえることができるようになったのはコンピュータのおかげである。マンデルブロー集合と同様、ジュリア集合もまた簡単な二次方程式の繰り返し計算の結果として得られ、多彩な図形が描ける。本文ではジュリア集合をいくつかの方法で求め、その可視化から自己相似性を考える。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
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