Common ESPにおけるプログラム管理システム
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概要
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Common ESP(CESP)は、第五世代コンピュータシステムプロジェクトで開発されたESPを基に、さらに高度化、汎用化された言語である。CESPはPrologにオブジェクト指向機能を融合した言語で、CESPシステム自身も基本的にCESPで記述されている。本稿では、CESPシステムを構成、するサブシステムのひとつであるプログラム管理システムについて述べる。プログラム管理システムは、プログラムをクラスというモジュール単位で管理している。クラスは大別して、システム提供クラスとユーザ作成クラスに分けられるが、CESPでは同じクラスとして扱い、一元管理を行っている。また、オブジェクト指向言語のプログラミング作成支援環境に必要な機能として、問題解決のための使用クラスの検索、クラス階層構築用の情報の検索等が挙げられている。これらの情報検索機能もプログラム管理システムにより提供されている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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