空間運動の束縛に関する知識表現方法
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概要
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対象物を把握する問題はより一般的には対象物に接触関係を与えて空間運動を束縛する問題と等価である。接触関係として点接触,線接触,面接触など接触部分の形状を基にした表現が利用されてきたがこの問題をあつかうには記述力が弱い。ソリッドモデルも利用できるが幾何学的形状の特徴をうまく記号化できない問題がある。そこで幾何学的形状を直接あつかわずに接触関係の性質を特徴付けることができる知識表現を与え,その上で物体の空間運動の束縛に関する推論を定式化する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16