JPEG画像圧縮技術を用いた自然感の高い実時間擬人化エージェント像の生成
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概要
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現在のユーザインタフェースはCUIが主流であり、ユーザはそれぞれの操作方法を覚えたり、意識したりする必要がある。音声対話によるインタフェースでは、コンピュータに向かって話しかけるという心理的抵抗感が生じる。我々はこれまで、ユーザとコンピュータとの自然なインタラクションを実現するため、自然感の高い顔画像と音声入出力インタフェースを統合したビジュアルソフトウェアエージェント(VSA)[1]の研究を進めてきた。我々のVSAも含めて、自然感の高いエージェント像を生成するためにはテクスチャマッピング手法が用いられることが多い。しかし、この処理は計算コストが高く、ヒューマンインタフェースとして実時間で画像を動かすには高速なビデオアクセラレータを必要とするなどの問題があった。近年、JPEG画像圧縮/伸張を実時間で実行できる高性能かつ安価なハードウェアが提供されるようになってきた。本研究では、さまざまな顔の向き;瞬き、口の形を変えた複数の顔画像を予めJPEG形式に圧縮しておき、それらを任意に繋ぎ合わせてハードウェアJPEGボードを用いて実時間で伸張することにより、自然感の高い擬人化エージェント像の生成を行った。
- 1995-09-20
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