Zを用いたERデータモデル上のビジネスプロセス分析
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概要
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Entity-Relationshipデータモデリングとその拡張は、アプリケーションシステム開発における分析技法の一つとして幅広く利用されている。近年では、その使い易さから、単にデータだけでなくプロセス(処理)の分析や記述にもこれを利用する取り組みがある。例えば、Information Engineering技法や富士通のAA/BRMODELLING技法のように、ERデータモデル上のデータ操作でプロセスを記述する方法である。一方、ERデータモデル自体の意味を、Z等の形式的仕様記述言語を用いてformalに記述/議論する研究[6]も進んでいる。本稿では、[6]に基づきERデータモデル上のデータ操作としてプロセスをZで記述し、さらにデータ一貫性を保つという意味でプロセスの正しさを証明する方法の概要を述べる。より詳細な議論とツールによるサポートについては[7]を参照されたい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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