動画像におけるディゾルブ画面切り替えの検出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近、マルチメディアを計算機で扱うための研究、開発が盛んで、製品も各社から発表されている。動画像はマルチメディアを構成する重要な要素であり、取り扱う形態も様々なものになることが予想される。動画像は、通常、1つの媒体(ビデオテープ、ビデオディスク等)の中に、複数個のまとまった場面が収録されている。計算機で動画像の表示、管理を行なう場合、場面ごとの管理を行なうことによって利用効率が増す。しかしながら、まとまった場面の抽出を人間が手作業ですべて行なうのは困難である。本手法は、自動的に画面の切り替え点を計算機で抽出することによって、場面ごとの管理の基礎データとすることを目的としたものである。ここで対象とする画像切り替え点は、フェードアウトとフェードインが同時に起こるデゾルブ(Dissolve)である。デゾルブは、通常の画面の切り替えと比較して、意味的に場面が切り替わる点である場合が多い。また、通常の画面切り替えが1フレームで終了するのに対し、デゾルブは数十フレームを要する。デゾルブの検知は、フェードイン、フェードアウトの検知も含む。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
関連論文
- 手塗の土地利用図のsegmentationについて
- 民族学研究のための画像検索ワークステーションについて
- 民族学研究のための画像データベース管理システム
- 民族学研究支援のための標本画像検索システム
- 民族学研究のための画像データベース
- 画像データベースシステムにおけるユーザー・インターフェース
- 順次処理による等高線認識の一方式
- 大規模医療画像DB
- 動画像におけるディゾルブ画面切り替えの検出
- 色情報に基づいた画像の類似検索 (民族学情報有効利用のためのコンピューター応用手法についての基礎研究)
- 画像の表示とその圧縮 (民族学情報有効利用のためのコンピューター応用手法についての基礎研究)
- 色情報に基づいた標本画像の類似度検索
- 四日市地域における広域流動拡散現象の数値解析