OMTへの構造化言語の導入と一貫性支援について
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概要
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オブジェクト指向ソフトウェア開発パラダイムには、さまざまな手法が提案されているが、その中で現在我々は、J.Rumbaugh等のOMT(Object Modeling Technique)に基づいたCASEツールの開発を行っている。OMTにおける動的モデル中の活動や事象に付随する動作、発火条件等は、自然言語で記述されるのが通常である。従って、大規模システム開発においては、そのように記述された仕様書間の一貫性を保つことは困難である。動的モデルを分析段階から計算機で支援するためには、自然言語で記述された仕様書を計算機で扱う必要がある。しかし、自然言語を用いては、モデルの理解が難しく有効な機械支援ができない。そこで我々は、仕様書の記述に自然言語に制限を施した構造化言語を導入し、仕様書間の一貫性のチェックを行うCASEツールの開発を行っている。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
-
高橋 一裕
株式会社n丁tデータ技術開発本部 ソフトウェア技術センタ
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高橋 一裕
筑波大学
-
江端 浩之
筑波大学
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鈴木 功
筑波大学
-
宇都宮 公訓
筑波大学
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鈴木 功
筑波大学電子情報工学系
-
宇都宮 公訓
筑波大学電子・情報工学系
-
宇都宮 公訓
筑波大
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