視覚障害者支援の全国点字図書館ネットワークシステムの構築
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概要
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視覚障害者が図書を借りる際は,最寄りの点字図書館に依頼をする.その図書館に希望する図書がない場合,図書館職員は大量の全国目録を調査し,図書を所蔵している図書館より,借り受け,障害者に貸し出す.各点字図書館の蔵書は自館製作の図書がほとんどのため相互貸借と呼ばれる上記の制度が非常に重要である.しかし,全国目録には1年前以上のものが多く,その内容も完成された図書のみである.そこで,我々は,完成図書・製作中図書データをセンターで一括管理し,全国の図書データを即時に検索できるデータベースと検索システムを構築した.視覚障害者はパソコン通信を用いて,24時間検索可能となった.このシステムについて詳しく述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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