協調問題解決方式によるソフトウェア再利用実験システム
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概要
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ソフトウェアの生産性、信頼性向上を目標に、プログラムを部品化し再利用する種々の方式・技術が提案されている。ここでは、独立した複数の問題解決器(solver, agent)が、互いに協調して1つの問題を解く協調問題解決方式を用いたソフトウェア再利用実験システムについて述べる。実験システムの目的は、以下のものである。(1)複数の独立した部品を、問題解決器として協調動作させることにより処理の効率化を図る。(2)部品に関する知識を、個々の問題解決器に蓄えることにより、知識の修正・変更が容易になる等、柔軟性、拡張性のあるシステムとする。協調問題解決方式では、大局的な一貫性を保って、個々の問題解決器を協調動作させる必要がある。以下、述語部品、実験システムの処理概要を説明した後、再利用システムにおいて、問題解決器である述語部品が、いかに協調動作するか述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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