タンパク質立体構造データベース・システムにおけるユーザインターフェースの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人間の遺伝子のDNA配列を全て解析し、そこに書かれている情報の意味を明らかにしようとするヒトゲノム計画が現在進められている。DNA配列の意味を解明する上で、DNA配列パターンとDNA配列がコード化するタンパク質立体構造パターンの関係を調べることは重要な役割を果たす。そこで、本研究では、タンパク質立体構造の解析を支援するために、強力なパターンマッチング機能やグラフィック表示機能を備えたタンパク質データベース・システムであるPROTEIX(PROTEIn database system on uniX)を開発している。本稿では、複雑なコマンドなどを覚えなくても種々の操作が容易に行えるユーザインターフェース部を開発したので報告する。このユーザインターフェース部は、GUIであるOSF/Motifを用いて構築を行い、タンパク質データの選択、立体構造の拡大縮小、部分構造の表示、マッチング情報の表示などの操作がマウスのみを用いて行えるようになっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
関連論文
- 画像処理法によるBacillus thuringiensisの迅速スクリーニング
- タンパク質立体構造データベース・システムにおけるユーザインターフェースの開発
- 平面的化学構造の正規形を計算するO(n^2)時間アルゴリズム
- 91-28 理論的保証付きのメッシュ生成法
- 90-2 多角形の最適把握について
- 化学エキスパート・システム構築用ツールCHEMILOGの開発