Back-propagation学習アルゴリズムによる方向性テンプレートの生成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
階層構造を持った神経回路網における教師付き学習の一手法であるBack-propagation学習アルゴリズムを用いて線分認識を行ったところ、中間層に方向性テンプレートを自動生成することが出来たのでここに報告する。Back-propagation法は教示信号と出力信号間の2乗誤差を最急降下法により極小にすることを原理とする。近年これを用いた画像認識に関する研究が盛んに行われつつあるが位置ずれや未知パタンに対し弱く、特に前処理を行わず直接画像を入力したものはその傾向が強いと思われる。そこで今回画像認識において簡単かつ基本的な位置ずれによらない線分認識をNWS-830上でシミュレーションにより行ったところ、学習パタンを適当に選ぶことにより方向性テンプレートの生成と未知パタンに対する正解率の向上を見ることが出来た。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
関連論文
- 1)リアルタイムテクスチャーマッピングシステム(〔テレビジョン方式・回路研究会 放送現業技術研究会〕合同)
- リアルタイムテクスチャーマッピングシステム : 方式・回路 : 放送現業技術
- 19-15 局所特徴量による水平三眼深度画像
- 画像処理によるスケッチ画変換とそのニューラルネットワーク化
- Back-propagation学習アルゴリズムによる方向性テンプレートの生成
- 国際電子デバイス会議(IEDM)に出席して
- 酸化モリブデン蒸着薄膜 : 半導体