事実の時間関係の照合に関するRETEアルゴリズムの拡張の検討
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概要
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近年知識工学の応用として様々な分野のエキスパートシステムが開発されている。制御や監視といった実時間性を要求される分野においてもその傾向は顕著であり、高速な推論方法や時間表現などの必要性が唱えられている。そこでこのような分野への応用に向けて、事実の時間関係をルールのLHSに記述できるプロダクションシステムTPSを想定する。プロダクションシステムにおける高速パタン照合方法として、RETEアルゴリズムはあまりにも有名であり、その改良アルゴリズム、拡張アルゴリズムもいくつか知られている。本研究ではRETEアルゴリズムを事実の時間関係に関する照合に拡張し、TPSのワーキングメモリに書き込まれた事実とLHSの照合を効率よく行う方法について考える。
- 1988-09-12
著者
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