ソフトウェア・カルチャーとプログラム再利用 : 検索を例に
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概要
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ソフトウェアの生産性向上には既存のプログラムの再利用が望ましい。この認識からプログラム部品をデータベースに登録し、必要に応じて検索・再利用しようとのアプローチが見られる。また、ウィンドウ・システム等はアプリケーション作成のために多くのライブラリ関数を提供している。然るに単なる部品の提供や、これらを文献同様に扱いキーワードを付加した単純なデータベース登録はなんら再利用の促進には役立たない。一方でUNIX、Smalltalk等のシステムが比較的再利用が成功している原因としては入出力の統一、オブジェクト指向といった要因の他に、システムとしての統一された文化が影響しているものと考えられる。本論文ではソフトウェア・カルチャーという概念を提案するとともに、これが再利用と密接な関りを持っていることを検索を例にして示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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