図形分節における判断要因の有意性に関する定量的検討
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概要
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重なりを持つ図形をいくつかの部分図形に分離して理解する視覚機能を、図形分節という。これを工学的に実現することが困難であるゆえに、従来の線図形認識では線図形が重なりを持たないことを前提としていた。図形分節を自動的に行うモデルも提案されているが、図形分節の際の判断要因とモデルにおける特徴量の対応がつけにくい面があった。本報告では、図形分節を行う際の判断要因といわれている、連続性・閉合性などの特徴に定量的尺度を導入し、そして視覚心理実験によりそれらの特徴の有意性について検討を行った結果について述べる。
- 1988-09-12
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