LSIのゲート配置可能性の一判定法
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概要
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クラスタリング手法は,相互に関連が深いもの同士をまとめ,問題となっている対象をクラスタ群に類別する手法である。これにより,問題が扱いやすくなることがあるため,いろいろなプログラムの中でしばしば用いられる。LSIチップ内にゲートを配置するCADプログラムでは,それらのクラスタ間の交換によって配置結果を改善する目的や,チップ構造の制限などから,クラスタのサイズを揃えるという条件付きのクラスタリングが必要になることがあるところで,このような,条件付きクラスタリングは,ゲートのサイズが1以上の任意の値をとる時は,いつでも可能であるとは限らない。本論文では,ある回路が与えられた時に,サイズが揃ったクラスタ群に分割出来るという意味で回路が配置可能であるかどうかを,実際に配置プログラムを実行しないで統計的に判定する方法と,その適用結果について報告する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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