対話型VEソフトによる製品の機能分析・評価
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概要
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VE(Value Engineering)はGE社のL.D.Milesによって1947年に創始された。マイルズは「同じ働きをするものを安いコストで達成できる」技法を見出した。これらを整理し手順化してVA(Value Analysis;価値分析)と名づけた。その骨子は a)顧客は製品を買うのではなく、そのものの持つ働きを必要度に応じて買う。 b)働き(F)と、その働きを果すために投じた犠牲=コスト(C)との関係から、V=F/C=機能/コストという価値概念を確立した。 c)設計仕様にさかのぼって製品を見直す。 である。しかし、製品の価値(V)を総コスト(C)と機能達成度(F)により計算して評価するには、データの分析およびその転記や集計作業が煩雑かつ多量になる。従って、データの迅速かつ適確な分析・評価が必要である。そこで、VE技法として知られている一連の技法をパーソナルコンピュータによる対話型処理により行うものである。ここではVEソフトの全体を概説する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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