ワークフローシステムにおける視覚的直接操作インタフェースの提案

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概要

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オフィスでの作業に従事する複数の人の一連の作業を調整し、効率的に業務を行うためのシステムとして、ワークフローシステムが普及し始めている。しかし、従来のワークフローシステムでは、現在運用しているワークフローの変更(締切の変更、ルーティングの変更)を行いたいとき、各ユーザが現在の作業状況を判断し、ユーザが直接ワークフローを変更しており、業務の実績や目標を反映してワークフローを自動的に変更するような仕組みがないのが現状である。本稿では、我々が現在開発中の、マルチエージェントにより複数のワークフローを管理するシステムにおいて、視覚的直接操作により組織目標設定、管理を行うインクフェースについて述べる。このインタフェースでは、ワークフローシステムから業務実績情報等を収集し、その情報をグラフィカルに表示し、目標の設定を視覚的直接操作により行わせることにより、業務の実績や目標を鑑みたワークフローの設定、変更が可能となる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-06

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