分散記憶型並列計算機上でのCGアニメーションの最適化手法
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概要
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ここ最近、CGアニメーションの高速処理のため並列計算機が利用されるようになってきた。しかしながら、並列計算機上での実行の際に並列処理オーバーヘッドと呼ばれる、PE(Processing Element)間のデータ通信時間、負荷分散、PE間の同期といった問題が生じる。そこで、本研究ではこれらの並列処理オーバーヘッドを削減することで、CGアニメーションの処理速度の向上を実現する手法を提案する。具体的には、分散記憶型並列計算機上への実装を前提とし、CGアニメーションのデータ並列性、データ局所性を抽出したデータマッピング方式と3つの最適化手法を提案する。
- 1996-03-06