プラント監視制御におけるデータベース管理システムの構成と性能についての一考察
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概要
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監視制御システムを構成する各プロセスは、アプリケーションレベルで互いに直接共有メモリを操作したり、あるいは永続データを直接ファイルに読み書きすることが多い。これは主に計算機性能の問題からシステム開発者がデータベース管理システム(以下DBMS)のオーバヘッドを嫌ったためと思われる。しかし最近では計算機の性能を,心配するよ、ソフトウェアの生産性や品質を議論することが多く、ミドルウェアとしてのDBMS導入へに積極的になってきている。本稿では今後予想される監視制御システムの高機能化に向けて、DBMSの構成とその特徴や性能などをトランザクションの実時間性や負荷分散などの観点からいくつか比較し考察してみる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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