文系大学生を対象とした情報検索教育の効果
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概要
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日本で利用可能な商用データベースの数は、近年益々増加し、また、商用データベースのCD-ROM版もかなり市場に普及している。情報検索の専門家以外の一般の人々も、データベースを積極的に利用して、自らの仕事、研究、学習、及び、趣味などに必要な情報を得ることが予想される。今後は、日本の大学においても、情報検索教育に積極的に取り組む必要があると考えられる。本研究に先立ち、情報検索の初心者である文系大学生に、文献データベース利用による文献検索の基礎的知識や概念を習得させるために、チュートリアル型CAIコースウェアを開発した。本研究では、文系大学生を対象として情報検索教育を実施する際に、これらの開発したCAIコースウェアによる教育と講義による教育との効果の違いについて、具体的なデータに基づきながら考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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