醗酵槽における溶存酸素制御に関する数学的モデル
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概要
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培養槽の物質移動係数が40%減少したときの応答に関して, 特に溶存酸素制御の動特性に焦点をあわせ研究した.培養槽空間と培養液中の酸素移動を設定した数式モデルよりIBM 1130を用いて計算した.溶存酸素の応答で1/4減衰比をうるために必要な比例積分器の調整量は限界ゲイン法で直接計算できないことがわかった.しかし, 制御器の調整量を一定として, その他種々の因子を変化させたとき, 菌体濃度, 供給ガスの酸素分圧, 液中の酸素分圧の設定値は, そのときの応答に影響することが判明したが, 培養槽空間の物質移動係数, また培養槽空間容積ならびに溶存酸素検出端の応答特性の変化は応答に対して影響はなかった.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1976-02-25
著者
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Zajic J.e.
Chemical And Biochemical Engineering University Of Western Ontario
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Kok R.
Department of Agricultural Engineering, Macdonald College of McGill University
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Svrcek W.Y.
Chemical and Biochemical Engineering, University of Western Ontario
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Svrcek W.y.
Chemical And Biochemical Engineering University Of Western Ontario
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Kok R.
Department Of Agricultural Engineering Macdonald College Of Mcgill University