炭化水素醗酵におけるドラフトチューブ醗酵槽の性能について : 炭化水素醗酵槽に関する研究 (第1報)

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概要

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炭化水素醗酵槽としてドラフトチューブ醗酵槽について, 酸素移動, 油相分散特性消費動力特性, L-グルタミン酸醗酵の各種試験を行ない通常の通気攪拌槽との比較試験を行ないつぎの知見を得た. 消費動力は同一攪拌条件で比較するとドラフトチューブ醗酵槽は20〜30通気攪拌槽に比較して低下する. K_Gaは同一攪拌動力で比較するとドラフトチューブ醗酵槽は20〜40%高い値を与える. ドラフトチューブの最適条件は(ドラフトチューブ径)/(槽径)=0.75,(ドラフト高さ)/(液深)=0.70であった. 油相分散, 油滴径は炭化水素濃度が5〜10%(V/V)と高濃度条件で特にドラフトチューブ醗酵槽は良結果を与え, 炭化水素からのL-グルタミン酸生産試験では同一L-グルタミン酸生成速度を得るのにドラフトチューブ醗酵槽では通気攪拌槽の半分の動力消費で達成された.
社団法人日本生物工学会の論文
1974-08-25

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