連続培養プロセスにおける増殖の動特性に関する研究
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概要
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Saccharomyces cerevisiaeの単槽連続培養系において定常状態を達成する. この場合, 培地は糖蜜であり還元糖が充分に存在する. このような系について, N_2またはO_2ガスを交互に培養槽に吹き込むことによって溶存酸素濃度のレベルを変動させ, この変動した溶存酸素濃度に対応して酵母の増殖に対する動特性を解析した. 過渡応答の解析結果は増殖に対しては"おくれ"が存在することを示しており, 伝達関数の手法を導入することによって, 溶存酸素濃度と増殖間のブロック線図が求められている. これらの結果は両者間の間に比例・微分・積分機構が存在することを示した.
- 1974-08-25
著者
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Soni K.L.
Biochemical Engineering Laboratory Chemical Engineering Department Indian Institute of Technology
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Ghose K.T.
Biochemical Engineering Laboratory Chemical Engineering Department Indian Institute of Technology
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Soni V.K.
Biochemical Engineering Laboratory Chemical Engineering Department Indian Institute of Technology