微生物による炭化水素の利用 : (第3報)炭化水素醗酵による数種酵母の基質特異性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
数種酵母の炭化水素資化性を検討している際に, Candida albicans, Candida intermedia, Cnadida tropicalisおよびYH 101-C1株がn-tridecaneを多く含む「炭化水素混合物1」よりもn-undecaneを多く含む「炭化水素混合物2」をより容易に資化することを見出した。この事実に基ずいてCandida albicansによる純粋なn-alkanesの資化性を比較した。炭素数6から20までのn-alkanesのうち, この酵母はn-decane, n-undecane, n-dodecaneを最も良く利用し, n-hexadecaneをこれについで良く資化するが, C_13〜C_15 の利用性は小さく, またn-hexane, n-octane は全く資化されなかった。炭化水素混合物における基質の利用性を比較検討してみたところ, C_<10>〜C_<12> を多く含む混合物は良く利用されるが, C_<13>, C_<14> を多く含む混合物は利用されにくい。Candida albicansによる炭化水素混合物における基質の相対的な利用性は n-decane>n-undecane>n-dodecane>n-tridecane>n-tetradecaneとなった。またn-tridecaneやn-tetradecaneが高い割合で存在するとn-decaneやn-undecaneの利用が抑制された。Candida tropicalisを用いても同じような結果が得られた。
- 1968-03-25
論文 | ランダム
- Somatotypes of young male athletes and non-athlete students in Yogyakarta, Indonesia
- The Stimulatory Effect of Activin on PRL Production in GH3 Cells in a Serum-Free Culture
- 記述後の活動「ピア・レスポンス」 : 初級後半日本語学習者の場合
- マルチメディアサービス向けサービスオペレーションの要求条件と実装上の工夫
- OpSプラットフォ-ム構成技術 (特集 マルチメディアサ-ビスオペレ-ションとナビゲ-ション技術)