数値積分にもとづく求積法(I) : 積分用重み係数に関する考察
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概要
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解析的な手法によって解の数値を求めることが困難な場合, 数値積分法がその解法としてしばしば用いられる。樹幹の材積あるいは表面積の求積に対しても, この数学的手法の応用が考えられる。この解法においては, 求める積分値は, いくつかの測点における観測値と, それらに対応する重み係数との積和として与えられる。現在ではコンピュータが普及しており, したがって分厚い数表を準備するよりも, 任意にとられた測点に対して重み係数を求め, 積分値を計算するプログラムを用意するほうが有用であろうと考えられる。この報告においては, この解法における基本問題として, 積分用重み係数についての理論的考察と, それにもとづく計算方法が示される。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1982-10-25
著者
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