東山地方森林における垂直分布帯の研究
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概要
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東山気候区の山岳において, 木本植物の垂直分布範囲を調査した。その結果, 垂直分布範囲の類似した種類からなる4個のグループが実在することを明らかにした。各グループは従来の垂直分布帯と対比せしめると, I-グループは高山帯に, II-グループは亜高山帯に, III-グループはブナ帯に, IV-グループはクリ帯に類似する。その他, 本地方における各植物の平均分布高度とその信頼範囲, 尾根と谷沿いの地形による分布高度の差, また緯度などに伴う分布高度の変化などを明らかにした。
- 日本森林学会の論文
- 1961-04-25
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