不定形伐区の幾何的形状特性と集材距離との相互関係
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概要
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伐出作業の生産性やコストを評価する上で集材距離は重要な因子となる。本研究では, LYSONS-MANNによって定式化された数値積分法に基づいて, 不定形伐区の集材距離の解析法を提案し, 電算機とディジタイザを組み合わせた簡単な算定方式の一つを示した。この解析法は, 微小分割した三角形領域の面積と一次モーメントから伐区全体の値を推定するものである。定形の伐区モデルおよび実際の伐区形状を例として解析した結果, 集材距離に関する諸量が簡単に高い精度で推定することができた。次に, 不定形伐区の幾何的形状特性を与える距離指標について相関分析により検討した。その結果, 平均集材距離と伐区境界線までの最遠長(最軸長)の両距離指標間に強い相関があることが示された。
- 日本森林学会の論文
- 1996-08-16
著者
-
芝 正己
京都大学フィールド科学教育研究センター
-
原田 泰志
三重大学生物資源学部
-
芝 正己
三重大学生物資源学部
-
黒木 安寿香
三重大学生物資源学部
-
石川 知明
滋賀県森林センター
-
石川 知明
三重大学生物資源学部
-
石川 知明
滋賀県森林セ
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