リュウキュウマツの核型分析
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概要
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核型分析に最も適したミクロテクニックとリュウキュウマツ(Pinus luchuensis MAYR)の核型について研究した。本テクニックでは, 低温処理とそれに続く温処理からなる前処理によって, 染色体は適当な長さに短縮され分散も良好になる。また, フォイルゲン染色による染色状態もよくなり, 二次狭窄を明確にすることができた。本テクニックを用いてリュウキュウマツの核型分析を行なった。その結果, リュウキュウマツは2n=24の染色体数を有し, 一般的に染色体は連続的な減少状態を示している。本種の染色体組の中で最短染色体の2対は次中部着糸点型で, その他は中部着糸点型の染色体である。二次狭窄は3.6および10の短腕上で観察することができた。核型式は次のように表示することができる。[numerical formular]
- 日本森林学会の論文
- 1971-01-25
著者
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