樹幹材積と樹幹断面積の関係に基づく幹曲線式
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概要
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スギの幹形を適切に表現するために新たな三つのモデル式を導出、検討した。3モデルのうち、1式は単回帰、2式および3式は複相回帰モデルである。これらのモデルを、現実の幹形に当てはめ、赤池の情報量基準(AIC)により比較した。その結果、3式がもっとも良い適合度を示し、2式はほぼこれに近かった。また、この結果から葉量が最大となる位置の近くで幹形が変化していることが示された。最後に、二つの係数により表現される幹曲線式が提案された。
- 日本森林学会の論文
- 1994-03-01
著者
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