1. 経気管支鏡的に長期介在(7ヵ月)気管支内異物を摘出した1例(第113回 日本呼吸器内視鏡学会関東支部会)

元データ 2005-07-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は76歳男性. 平成16年3月歯科治療中に義歯の誤嚥あり消化管に入ったと判断され放置. その後特に症状なく経過し同年10月検診の胸部Xpで右肺門部にX線不透過像を指摘された. 胸部CT上右気管支内異物と診断され加療目的に当科紹介となった. 入院当日に気管支鏡検査を施行, 右B8入口部に歯根部が手前に見える形で肉芽に覆われた義歯が嵌まり込んでおり周囲の粘膜は浮腫状であった. 生検鉗子で摘出を試みるも把持困難でバイアスピリン内服中で出血の危険があったため処置を中止した. バイアスピリンを中止し10日後に挿管全身麻酔下に経気管支鏡的に摘出を施行. スネア鉗子を使用しスネアを歯根部にかけることで把持可能となり出血もほとんどなく摘出することができた. 長期介在した気管支内異物は肉芽形成や出血の危険性のため手術を余儀なくされることもあり手術移行を念頭に置いて慎重に対応する必要があると思われた.

著者

菊池 功次 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
堀口 速史 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
山畑 健 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
中山 光男 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
儀賀 理暁 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
福田 祐樹 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
堀口 速史 さいたま市立病院呼吸器外科
菊池 功次 慶應義塾大学外科
儀賀 理暁 埼玉医科大学総合医療センター 呼吸器外科
柴 修吾 埼玉医科大学総合医療センター呼吸器外科
山畑 健 埼玉医科大学総合医療センター 外科
福田 祐樹 埼玉医科大学総合医療センター 呼吸器外科
儀賀理 暁 慶應義塾大学医学部外科
儀賀 理暁 埼玉医大 総合医療セ 呼吸器外科
菊池 功次 埼玉医大 総合医療セ 呼吸器外科
中山 光男 埼玉医科大学総合医療センター 呼吸器外科

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