閉塞性肺炎を契機に経気管支生検で診断した気管支内過誤腫の1例

元データ 2003-07-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

背景.左主気管支という中枢気道に狭窄をきたしたため閉塞性肺炎を併発した気管支内過誤腫の1例を経験した.症例.66歳,女性.左上葉に肺結核の既往があり,再生不良性貧血で経過観察中に抗菌薬無効の肺炎を発症し,当科紹介入院となった.胸部CTでは,左主気管支に腫瘤性病変を認めたため,気管支鏡検査を行ったところ左主気管支膜様部反対側から発生した粘膜下腫瘤により気管支内腔は著明に狭窄していた.経気管支生検の所見から軟骨組織を混じた腫瘍組織が認められ,軟骨性過誤腫と診断した.結論.本症例は,経気管支生検が診断に有用であり,中枢気道に発生した気管支内過誤腫に伴う閉塞性肺炎と診断しえた.しかも,自然経過で閉塞性肺炎が改善したという興味ある1例と考えられた.

著者

松島 敏春 倉敷第一病院内科
小橋 吉博 川崎医科大学呼吸器内科
松島 敏春 川崎医科大学呼吸器内科
二木 芳人 川崎医科大学呼吸器内科
二木 芳人 川崎医科大学
熊本 悦明 札幌医科大学医学部泌尿器科
松島 敏春 川崎医科大学呼吸器内科学教室
松島 敏春 川崎医科大学 呼吸器内科
吉田 耕一郎 川崎医科大学呼吸器内科
川上 義和 幌南病院(共済) 呼吸器科
宮下 修行 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
矢木 真一 川崎医科大学呼吸器内科
松島 敏春 川崎医科大学 放射線
矢木 真一 川崎医科大学附属病院呼吸器内科
宮下 修行 川崎医科大学 内科学(呼吸器)
宮下 修行 川崎医科大学呼吸器内科
松島 敏春 川崎医科大学
吉田 耕一郎 川崎医科大学 呼吸器内科
小橋 吉博 川崎医科大学 呼吸器内科
松島 敏春 淳風会倉敷第1病院呼吸器センター
松島 敏春 川崎医科大学附属病院呼吸器内科

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